2025.03.02
2. WordPressのメリットとデメリット【連載 : WordPressでホームページを制作しよう!】
===================================
↓前回の記事はこちら(まだ読んでいない方はこちらからお読みください)
===================================
1. WordPress(ワードプレス)って何?【連載 : WordPressでホームページを制作しよう!】
===================================
「WordPress(ワードプレス)」、耳にしたことはあっても、実際に使うとなると少し不安…という方も多いのではないでしょうか?
確かに、WordPressは非常に便利なツールですが、万能ではありません。メリットもあれば、デメリットも存在します。
この記事では、WordPressのメリットとデメリットを比較し、ホームページ制作時にWordPressを選ぶべきかどうか、判断材料となれば幸いです。
●WordPressのメリット:あなたのホームページを強力にサポート
まずは、WordPressのメリットから見ていきましょう。
【使いやすさ:初心者でも安心】
・WordPressは、直感的な操作画面で、専門知識がなくても記事の作成やホームページの編集が可能です。
・ログを書くように、簡単にホームページを更新できるため、ホームページ運営・更新のハードルがぐっと下がります。
・管理画面も洗練されており、パソコン操作に慣れていれば戸惑うことなく使いこなせるでしょう。
【豊富なテーマとプラグイン:自由なカスタマイズ】
・デザインテンプレートである「テーマ」と、機能拡張ツールである「プラグイン」(スマートフォンに例えると「アプリ」のようなものです)が豊富に用意されており、デザインや機能を自由自在にカスタマイズできます。
・例えば、ECサイトに必要な決済機能や、お問い合わせフォーム、SEO対策など、様々な機能をプラグインで簡単に追加できます。
・テーマも多種多様で、無料のものから有料のものまで、デザインの選択肢は無限大です。
【SEOに強い:検索エンジンで上位表示】
・WordPressは、SEOに強い構造になっているため、検索エンジンで上位表示されやすく、多くの人にホームページを見てもらいやすいというメリットがあります。
・また、SEO対策に役立つプラグインも豊富に用意されており、簡単にSEO対策を行うことができます。
・SEOの知識がなくてもプラグインの力を借りることで、効果的なSEO対策が可能です。
【情報が豊富:困ったときも安心】
・WordPressは、世界中で多くのユーザーが利用しているため、インターネット上には膨大な情報が蓄積されています。
・困ったことがあっても、検索すれば解決策が見つかる可能性が高く、安心して利用できます。
・公式ドキュメントはもちろん、世界中のユーザーが作成した解説記事や動画が参考になります。
●WordPressのデメリット:知っておきたい注意点
次に、WordPressのデメリットも確認しておきましょう。
【セキュリティ対策が必要:常に最新の状態に】
・WordPressは、世界中で多くのユーザーが利用しているため、ハッカーの標的になりやすいという側面があります。
・セキュリティ対策を怠ると、ホームページが改ざんされたり、個人情報が漏洩したりするリスクがあります。
・常にWordPress本体やプラグイン、テーマを最新の状態に保つことが推奨され、セキュリティ対策プラグインなどを活用することが重要です。
・また、定期的なバックアップも忘れずに行う必要があります。
【メンテナンスが必要:定期的な更新】
・WordPressは、定期的にアップデートが行われるため、最新の状態に保つことが推奨されています。
・アップデートを怠ると、セキュリティリスクが高まったり、ホームページが正常に動作しなくなったりする可能性があります。
・アップデートやバックアップは、定期的なメンテナンスとしてご依頼いただくことを推奨しています。
【専門知識が必要な場合がある:高度なカスタマイズ】
・WordPressは、基本的な操作は簡単ですが、デザインやCSSレベル変更や仕様変更などの高度なカスタマイズを行うにはHTMLやCSS、PHPなどの専門知識が必要になる場合があります。
・弊社のようなホームページ制作会社では専門のエンジニアが高度なカスタマイズに対応しています。
・最近では、専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップでホームページを構築できるテーマやプラグインも増えていますが、1ピクセル単位のこだわりや行間や文字間の修正や繊細なデザインの変更などはやはりエンジニアの対応が必要です。
【プラグインの互換性:注意が必要】
・プラグイン同士の相性が悪い場合があり、やみくものプラグインを入れすぎるとホームページが正常に動作しなくなる可能性があります。
・プラグインを導入する際は、事前に評価やレビューを確認し、互換性に注意する必要があります。プラグインは必要最低限に抑えることも、ホームページを安定させるために重要です。
●どのような場合にWordPressがおすすめ?:事例紹介
では、どのような場合にWordPressがおすすめなのでしょうか?
【ECサイト:オンラインストア】
・WooCommerce、Welcart e-Commercesなどのプラグインを利用することで、本格的なオンラインストアを構築できます。
このようなプラグインは商品管理や在庫管理、決済システムなど、ECサイトに必要な機能が充実しています。
・デザイン性の高いテーマも豊富に用意されており、テーマをカスタマイズすることでブランドイメージに合ったオンラインストアを構築できます。
【企業サイト:会社の顔】
・会社のホームページやブランドサイトなど、企業の顔となるホームページを構築できます。
・デザイン性の高いテーマが豊富に用意されており、テーマをカスタマイズすることで企業のイメージに合ったホームページを作成できます。またB to B、B to Cいずれのサイトでも必須のユーザーとのアクティブな接点であるお問い合わせフォームや資料請求フォームなど、ビジネスに必要な機能も複雑なプログラミングの必要もなく簡単に追加できます。
【飲食店紹介サイト:お店の魅力を発信】
・お店のメニューやアクセス情報、写真などを掲載し、お店の魅力を発信するホームページを構築できます。
・予約システムやオンライン注文機能などを追加することで新規顧客を取り込むことができ、Googleマップとの連携も簡単で、お店へのアクセスをスムーズに案内できます。
【不動産売買サイト・賃貸物件サイト】
・物件情報をデータベース化し検索機能を充実させることで、ユーザーが希望の物件を見つけやすいホームページを構築できます。
・物件の写真や動画を掲載したり、VR内見機能を追加したりすることも可能です。
・物件の関する問い合わせフォームや内見予約フォームなど、賃貸斡旋、不動産取引に必須の機能も充実しています。
【予約サイト】
・美容院やレストラン、ホテル、フィットネスクラブ、パーソナルジム、エステサロン、小規模医院などをはじめ、面談やイベントなどの予約システムを簡単に導入できます。予約状況の管理や顧客管理も効率的に行え、自動返信メールや予約リマインド機能を使えば、これまで人の手で行ってきた業務を自動化することも可能です。
・別途カード決済サービスとの契約・連携作業が必要ですがオンライン決済機能を追加することも可能です。
上記以外にも、WordPressは様々なホームページの構築に利用できます。
弊社ではこれまで
・大規模医院サイト
・大規模大学サイト
・旅行商品販売サイト
・専門学校の紹介/入学受付サイト
・学術サイト
・学会サイトと学会会員管理システム
・アクセサリーのECサイト
などをWordpressを使って構築させていただき、クライアントの様々なご要望に対応してきました。
●まとめ:WordPressは強力なホームページ構築ツール
WordPressは、メリットとデメリットを理解した上で適切に利用すれば、非常に強力なホームページ構築ツールです。
この記事を参考に、あなたのホームページの目的やスキルに合わせて、WordPressを選ぶべきかどうか検討してみてください。
次の記事
3. WordPressのメンテナンスについて【連載 : WordPressでホームページを制作しよう!】